NHK大河ドラマ2017、『おんな城主 直虎』が1月18日からスタートします。柴咲コウが戦国を生き抜く女領主を熱演し、戦国時代に男の名で家督を継いだ女性・井伊直虎の激動の生涯を森下佳子の脚本で描かれます。今回はキャストと相関図についてまとめていきます。
NHK大河ドラマ2017『おんな城主 直虎』のキャスト・相関図
まず始めに、相関図は以下の通りで「浜名湖の北に位置する井伊家の領地。周囲を武田や今川などの大国に囲まれる『井伊谷』」と、「駿河・遠江・三河の広範囲を統治する名家『今川家』」が物語の中心となっています。
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井伊谷
・井伊家の女領主 おとわ/次郎法師/井伊直虎 柴咲コウ
井伊家当主の一人娘として誕生。直親と婚約するが破談。その後、井伊家を守るために自ら出家し、「次郎法師」と呼ばれ井伊家を支える。聡明で行動力がある。
・直虎の幼馴染み 鶴丸/小野政次 高橋一生
直虎や直親と共に育つが、今川寄りのため孤立する父親を見て葛藤を抱える。後に、井伊家筆頭家老になる。
・直虎のいいなずけ 亀之丞/井伊直親 三浦春馬
分家の嫡男として生まれ、直虎と結婚することになるが、父親の謀反に巻き込まれ亡命。行方が分からなくなる。
・直親の正妻 しの 貫地谷しおり
井伊家の重臣の娘。直親と直虎との関係や、跡継ぎを授からないことに焦る。
・直親の嫡男 虎松/井伊直政 管田将輝
直親亡き後、後見人の直虎によって育てられる。「徳川四天王」の一人になる。
・直虎の兄弟子 傑山 市原隼人
龍譚寺の僧。武芸に秀でているため、直虎のボディーガードを務め、陰で支えていく。
・龍譚寺の住職 南渓和尚 小林薫
井伊家の菩提寺の住職で出家した直虎の師。井伊家にとっては軍師的な存在でもある。
・直虎の母 千賀 財前直見
今川家の同盟の証として井伊家に嫁ぐ。苦しい立場の夫を支えるしっかり者で気丈な女性。
・直虎の曽祖父 井伊直平 前田吟
領地をめぐり、激しく今川と戦った後、軍門に下った。今川への敬意はいまだに根深い。
・直虎の父 井伊直盛 杉本哲太
井伊家の当主。主君であり主敵の今川への対応に苦悩する。生け花を愛する心優しい父親。
今川家
・今川家の人質 竹千代 徳川家康 阿部サダヲ
今川家の人質として駿府で少年時代を過ごす。後に大名となり、虎松を家臣にする。
・家康の正妻 瀬名/築山殿 菜々緒
氏真の妻になることを夢見たが思いがけず家康の妻に。直虎とは友人でもある。
・義元の嫡男 今川氏真 尾上松也
北条氏康の娘と結婚。父・義元の死後、弱体化していく今川家について思い悩む。
・今川家の当主 今川義元 春風亭昇太
海道一の弓取りの異名を持つ領国経営の天才。桶狭間の戦いで織田信長に敗れる。
・義元の母 寿桂尼 浅丘ルリ子
「女戦国大名」の異名を持つ女傑。直虎にとってお手本のような存在。
作中にはお経を読むシーンが多く出てくると思うのですが、その際に脚本を務めた森下佳子は脚本に「歌うように経を読む」というト書きをしたそうです。森下曰く、「世界的に見ても、宗教と音楽は密接に結びついており、柴咲さんのすてきな歌声をいかすため」と言っています。
直虎がお経を読むシーンにはこのような背景があったんだ、と思いつつ見るとより楽しめることと思います。
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