肩こり解消によくマッサージに行くという方、結構多いと思います。たしかにマッサージすると一時的にこりは解消されるのですが、2,3日するとまたすぐこってしまいますよね。実は「コリ」の原因は肩周辺の筋肉ではなく、「内臓の疲れ」が原因かもしれません。今回紹介する「体幹ツイストストレッチ」という運動で肩こりを解消しましょう!
肩こりの原因が「内臓の疲れ」ってどういうこと?
よく肩こりの原因は、日々の生活での姿勢の悪さやストレスなどの影響で、筋肉が固くなり血流が滞って「コリ」が発生するものと理解していますよね。
実は「内臓の疲れ」も、肩こりの原因の一つとなるのです。まずはそのメカニズムについてまとめていきます。
内臓疲労の主な原因として、胃や腸は「食べ過ぎ」、腎臓は「寝不足・水分不足」、肝臓は「飲み過ぎ・イライラ」が挙げられます。
疲労によりこれら臓器は疲れて硬くなり、下がり気味の内臓となってしまいます。そうすると、すぐ近くの背中の深層筋に「こわばり」が移ります。
その「こわばり」が筋肉と背骨を通じて上へ上へと伝わっていき、肩や首のコリにまで影響を与えてしまうというのが、「内臓の疲れ」による肩こりのメカニズムです。
他にも「運動不足」や「冷たいものの摂りすぎ」も「内臓の疲れ」の原因です。「内臓の疲れ」は首・肩こりの他にも食欲不振やだるさ、むくみなどを引き起こします。
「体幹ツイストストレッチ」運動で肩こりを解消しよう!
そこでおすすめなのが、内臓疲労と肩こりを解消してくれる運動「体幹ツイストストレッチ」。ヨガでは「三角ねじりのポーズ」とも呼ばれています。
<<体幹ツイストストレッチのやり方>>
1. 椅子の少し前に座って、背筋を伸ばしたまま前かがみの状態となり、右手で左足首をつかみます。高さは自分が届く範囲内でOK!
2. 扇子を開くように、左手をゆっくり真上へ動かしていきます。様子を見て上がる所まで動かしましょう。目線は左手を追うようにします。
3. 背骨を真っすぐのままねじるのがコツ!頂点まで来たら深呼吸をし20秒キープ。深呼吸することで横隔膜が動き、内部に刺激を与えることができます。
※首が痛い場合は、顔の向きは真横のままでOK!逆側も同じ要領で行います。
体幹の芯から肩・背中・腕のコリまで、上半身の疲れがほぐれてスッキリすれば正しくできている証。血流が良くなり、酸素や栄養が細部にまで行き渡ることで代謝アップ、自律神経の改善効果が期待できます。
夏バテ対策にも最適だと思います。ぜひ自宅で暇なときに実践してみて下さいね!
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